退職前から気になっていた「中小企業診断士」
調べてみると、その資格の説明は以下のようなことになっています。
中小企業診断士制度は、中小企業者が適切な経営の診断及び経営に関する助言を受けるに当たり、経営の診断及び経営に関する助言を行う者の選定を容易にするため、経済産業大臣が一定のレベル以上の能力を持った者を登録するための制度です。
そして、
法律上の国家資格として、「中小企業支援法」第11条に基づき、経済産業大臣が登録します。
なるほどそういうモノなんですね。
国家資格...重いな。
で、なぜこれを受けようとしているのか?ですが、
私は37年間努めた会社(一部上場の医療機器メーカーです)を60歳の定年まで1年と半年を残して、2020年の3月末に早期退職しました。
現役時代の前半は製品開発、後半は品質保証部門や調達品の品質保証を担当していて、40代半ば以後は取引先の指導が業務の半分以上でした。
取引先指導の仕事では、それなりの成果も残していたし評判も悪くなかったし、うまくやっていたほうだったと思うのですが、もっと知識があったらな、もう一歩踏み込めないかな、という多少の不完全燃焼感も残しつつ、所期の成果が出てきたら、それ以上踏み込まずに引いてくる、という繰り返しでした。
まぁ当然相手様も一つの企業ですし、発注側として相手が望んでいなくても入ってゆく形になっていますから、よほど程度が悪いケースでない限り、結果、または結果が出そうな目処が立てば、当事者である当該企業様におまかせして、私達は深追いはせずに引く事になります。
また、財務については、常に社内の経理系の専門家と連携していましたから、その分野のスキルは私自身にはあまり残っていません。
さらに別の視点で在職中を想えば、会社の経営者や事業部、自分の近くでは上長達のマネジメントには常に疑問を持っているわけです。これは誰でも同じだと思います。
そういう自分の中に残っているモヤモヤをクリアにしたい、というのが今はモチベーションの中心になっています。
さらには、合格、そして登録の暁には、この資格を利用してもう一度企業診断の仕事をやってみたい、当時よりうまくやってみたい。
という願望が湧いてきています。
もし来年落ちたら、再来年も挑戦を続けるのか?それとも断念してしまうのか?は、そうなったときに決めましょう。
そういう事で、このブログには私自身の、通信教育業者の選定からスタートし、学習を進めてゆく過程を書き残してゆきます。
更新頻度はだいたい週1回程度を予定していますが、8月から学習をはじめて今が11月中旬ですから、最初だけはネタが豊富のため頻度が高いと思います。
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