さて、どうしようか?
と、具体的に考え始めたのは2021年の4月ごろ。
先ずは試験日程を調べてみますと、「中小企業診断士」試験は以下のような流れになっている事がわかりました。
・一次試験 筆記(毎年8月上旬)
・二次試験 筆記(毎年10月下旬)
・二次試験 面接(毎年12月上旬)
・実務実習(15日間)
・診断士登録
なかなかの長大な旅になりますが、最初の一次試験まで丸1年以上の時間があるのだから、一生懸命にやれば大丈夫だろう、と、最初は素朴に思っていました。
勉強する方法の選択肢は以下の3つほどあるようです。
・資格の予備校のような学校に通学
・通信講座を購入して学習
・書籍を購入して完全に独学
独学は絶対に無理だと思ったし。具体的にどうこうじゃなくて感覚的に”独学はむちゃだろう”という認識でボツ。
学校に入るのが最も近道であるだろう、というのはわかるけれど、私の住む長野県の伊那市はど田舎故、最も近くの学校(松本市)に通うにしても片道40分ほどかかるし、費用もそれなりに大きいのでとても無理だと思った。
通信講座は世の中に(インターネット上に)さまざまなものがあって、出費もリーズナブルなので、消去法でこれに決まり。
さて、どこの通信講座にしようか?ということですが、世の中には良い人がいっぱいいて、比較サイトがいくつもあり、それらを参考にさせてもらって「スタディング 」というところに決定しました。
決め手は、
・どの比較サイトでも上位
・授業料が安い
・悪い評判が一番少ないようだった
以下トップページへのリンクをつけておきます。
他の講座の受講経験がない私が、比較や良いところをここで紹介することは出来ませんが、この記事を書いている時点で既に3ヶ月これを使って勉強していますが、
悪くはないんじゃあないかな?
と思っています。
購入したコースは、以下の2つ。
・中小企業診断士 1次2次合格コース[2022年度試験対応]
・冊子版オプション(1次試験合格 2022年度版)
スタディングは「スマホで学べる」を前面に出していますが、私はほとんどの学習時間をMacbookと冊子を使ってやっています。
上記の通り冊子はオプションなので購入しなければ出費を節約できますが、私は世代なのか紙の本に書き込みをしながら学ぶほうが頭に入ってくるような気がするので、オプションで買っておいてよかったと思っています。
「勉強仲間」という掲示板があり、同じカリキュラムで頑張っている人たちと交流し情報交換などしています。これはモチベーションの維持向上に確実に効果が出ていますし、なによりこの「勉強仲間」で書籍の紹介があったりして、良さそうなものは手に入れて副読本としています。
こういう情報は独学では得られないかもしれません。
8月の半ばに2022年度試験対応版が出てすぐに契約して早速学習を始めたのだけれど...
当初は毎日2〜3時間程度しっかり勉強していれば大丈夫だろう、となんの裏付けもなく構えたいたんだけど甘かった。
一次試験の試験科目は7科目
「企業経営理論」
「財務・会計」
「運営管理」
「経営情報システム」
「経済学・経済政策」
「経営法務」
「中小企業経営・政策」
とにかく勉強時間は多いほうがいい。というのが3ヶ月やってみた私の実感。
もちろん上手に効率良くやらないといけないけど、この3ヶ月で「企業経営理論」,「財務・会計」と進めてみて、やっぱり毎日最低4〜5時間は必要なのではないかと思っています。
スタディングの学習サイトには「AI学習プラン」という機能があり、最初に各科目に関係する問題を問いてゆくと、その初期の実力に見合う学習日程を組み立ててくれるのですが、残念ながらこの記事を書いている11月半ばの今現在、そのAI学習プランに対してもう約半月の遅れになっています。
そもそも最初のオリエンテーション動画で先生が、
「ひとつつ一つ深堀りをしながら学習するのではなく、最初はわからなくても流してどんどん進めて、復習を何度もやってください!」
と説明があったのに、私はこれを全然守っていなかったから遅れになっている、というわけですが、それでも学習時間はそれなりに必要だと思います。
最初はオリエンテーションでのアドバイスに反して、個々に深堀りしながら一つ一つ理解して来ました。
動画を見たり教科書で勉強していると、次々と興味が湧いてきてどんどん深入りしていってしまい、時間は無情に過ぎ去っていきます。
1科目につき2ヶ月弱かかってしまうため、このままのパターンだと、計算上では来年の試験日までに全7科目を一回りするのが精一杯、という事になります。
それでは絶対に合格は無理でしょうね。
さて困ったぞ。